家族葬での葬儀の流れ|仏式・神式・キリスト教式の通夜・葬儀

葬儀のことを考えるときに、一般的な全体の流れを知っておくと考えやすくなります。

自分のことと考えると生生しくなって嫌になってしまう人もいますが、身近な家族がなくなった時どうすればいいのか知っておくため、と思うとどうでしょうか。

まずは流れを確認しましょう

臨終から初七日法要までの流れ

危篤の知らせ

とくに合わせたい近親者、友人へ連絡
本人の希望を記したエンディングノートなどが残されていれば、内容を確認しながら進めます

 

連絡する場合は電話で次のことを中心として要点をはっきり伝えます。

①自分の名前と病人との関係

②病人が危篤であること

③病人がいる場所

④自分の連絡先

この際、相手が来るか来ないかの確認は必要ありません。来るという意思表示があったときだけ病院の場所や部屋番号など具体的な情報を知らせておきます。

注:死亡後は本人の預貯金は凍結されます。相続が確定するまでおろせなくなり、生命保険もお金が下りるまでは1週間ほどかかります。

すぐに必要な費用(お布施や葬儀の費用など)を30万から70万程度あると安心です。

臨終

  1. 医師による死亡判定を受ける
    事故や突然死は警察に連絡する
  2. 末期の水を取る
  3. 死後の処理を受ける(病院でしてくれます)
  4. 死亡診断書を受け取る
  5. 葬祭業者へ連絡し、遺体の運搬を依頼する
  6. 担当医や看護師へあいさつをする
  7. 自宅へ帰る場合は安置場所を準備する

 

4死亡診断書は役所に届けるほか生命保険の手続きでも必要なので2,3枚発行してもらうと手間が省けます。2枚目以降は有料になることもあります。

5から先は葬祭業者が来てからは相談しながら進めていくことになります

また、遺体の搬送は葬祭業者に頼みます。

自宅でなくなったときは

主治医にお願いして死亡判定をしてもらいます。

死後の処置は葬祭業者に頼むこともできます。

遺族の打合せ

故人の遺志が残されているかの確認をしておきましょう。

わからないことが多ければ葬儀業者を交えて決めることも。

  1. 喪主を決める
  2. 死亡届を書く
  3. 葬儀のやり方を家族で話し合い葬祭業者へ正式に依頼
  4. 死亡を知らせる人の連絡先を確認
  5. 付き合いのある寺院があれば連絡
  6. 遺影写真を決める
  7. 手元に必要なお金を準備する

病院で葬祭業者を頼むこともできますが、紹介されたからといってその業者を使わなくてもかまいません。

また事前相談している場合でも、本人がなくなって実際に葬儀をするときに正式に業者に依頼をします。

遺体の安置

  1. 通夜までの間、遺体を安置し枕飾りをする
  2. (必要であれば)枕経をあげてもらう
  3. 僧侶と葬儀の行い方や戒名(かいみょう:亡くなった後の名前)を打合せする

付き合いのある寺院がなかったり遠方だったりする場合は、葬祭業者に相談することもできます。

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葬祭業者との打ち合わせ

  1. 葬儀の形態・規模・費用・日程について打ち合わせをする
  2. 死亡届・火葬許可申請書を役所へ提出(葬儀業者が代行することも)
  3. 葬祭業者から仕様・見積を受け取りチェックする

葬儀の場所を選ぶポイントは、故人の遺志・会葬者数・交通の便・遺族の経済状態の4つです。

キリスト教は協会で行われることもありますが、仏式・神式は斎場で行います。

 

葬儀の日程はだいたい次の3つのパターンに分かれることが多いです。

  1. 死亡当日は家族で通夜⇒2日目は家族・親族や少数の友人で葬儀・告別式⇒3日目家族だけで火葬場へ
  2. 死亡当日・翌日は家族で通夜⇒3日目に家族や少数の友人で葬儀・告別式をして火葬場へ
  3. 死亡当日・翌日は家族で通夜⇒3日目に家族・親族で火葬場へ

これに加えて2~4週間後にお別れの会を別途開くパターンもあります。

打合せの場では気持ちが落ち着かず、業者の話が頭に入ってこない場合があります。

なので、なるべく冷静になれる第三者を交えて打合せを行うとよいです。

納棺

  1. 故人の衣装を準備する
  2. 遺体を整え着替えさせる
  3. 納棺する(棺の中へ安置する)

葬儀の知らせ

家族葬であれば参列してもらいたい人へ連絡する

 

通夜

  1. 参列者の受付
  2. 僧侶を案内する
  3. 読経
  4. 遺族・参列者の焼香
  5. 法話(省略されることも)
  6. 通夜振る舞い(僧侶が参加することも)
  7. 遺族・近親者で遺体を守る

家族葬は規模が小さいだけでなく遺族・近親者が故人とのお別れの時間を大切にするお葬式です。

例えば通夜は遺族だけで行い、翌日の葬儀に親しい友人に参列してもらい僧侶にも読経をお願いする形式でもかまいません。

 

仏式であれば戒名は通夜の前に僧侶よりいただくことがあります。

葬儀・告別式の準備

  1. 葬儀・告別式の進め方を決める
  2. 精進落としの手配
  3. 火葬場への手配
  4. 喪服に着替える
  5. 参列者の受付
  6. 僧侶の出迎え

葬儀とは故人をあの世へ引き渡す儀式で、告別式は親交のあった人たちが故人と最後の別れをする儀式です。

今は続けて行われることがほとんどですが、家族葬は人数が少ないので告別式は行わず葬儀に遺族と一緒に友人も参加する形になります。

葬儀・告別式

  1. 読経
  2. 参列者焼香
  3. 参列者お別れの言葉

出棺

  1. お別れの魏
  2. 棺を霊柩車へ運ぶ
  3. 喪主のあいさつ
  4. 火葬場へ出発する

火葬

  1. 読経・焼香
  2. 火葬(数時間かかる)

火葬は火葬場の込み具合によって数時間かかることがあります。遺族や参列者は控室で待機します。

拾骨

喪主から順に拾骨

遺骨をもって斎場もしくは自宅へ帰ります。

法要

遺骨を祭壇に安置し、法要を行います。

ここで初七日の法要も一緒に繰り上げて行うことがあります。

参列者で会食を行います(精進落とし)

神式の葬儀の流れ

神社の中では通夜・葬儀は行えません。

自宅もしくは斎場で行うことになります。

霊前祭(通夜)

手水の儀

供物を備え祝詞を上げる

斎員が誄歌(るいか)を奏楽

玉串奉奠(ほうてん)

遷霊祭(せんれいさい)

通夜に引き続き行う儀式で、死後肉体を離れた御霊を御霊舎に返す儀式

直会

式の後に簡単な料理をふるまい故人をしのぶ

 

葬場祭(葬儀・告別式)

霊前祭とほぼ同様に進められます。

神官が退場した後に出棺します。

その後は仏式と同様に進められます。

キリスト教の葬儀の流れ

通夜・葬儀・告別式は教会で行われることがほとんどです。

カトリック

通夜の内容は次のように行われます

聖歌斉唱⇒聖書朗読⇒説教⇒祈り⇒献花・焼香⇒結びの祈り⇒遺族のあいさつ

葬儀・告別式は

言葉の典礼⇒感謝の典礼⇒告別と葬送が行われます。こちらも遺族のあいさつで締めくくります。

プロテスタント

通夜は前夜式となり讃美歌が何度も歌われます。

その間に牧師の聖書朗読、祈り、説教が行われます。

献花は最後に行われることもあります。

 

宗派によって内容も違うので葬祭業者を交えたところで教会と打ち合わせをしておきます。

葬儀後の通知は1、2週間以内にする

家族葬のあと、1~2週間以内に死亡を知らせる通知を行います。

家族葬を選んだ理由や故人の遺志を尊重した形であったことを納得してもらうように書くことを心がけます。

主な内容は次の6つを中心に書きます

  1. 死亡の知らせ(故人の名前・死亡日時・死亡理由)
  2. 臨終の様子や遺族の気持ち
  3. 葬儀を済ませたことの報告
  4. 故人の思い出
  5. 生前のお礼
  6. その他

死亡のお知らせに時候のあいさつは不要です。

 

おおまかな流れは以上です。

故人の遺志や遺族の気持ちを考慮すると細かい点は変わってきますが、具体的にどうなるのかなどは実際の葬祭業者へ見学に行ったりなど事前調査をしておくとよいです。